たまには魚介料理を
雨、曇り空に時折晴れ間がのぞく、
そんなはっきりしない天気が続いています。
パスタが美味しそう!とコメントやメールをいただいたので、
気を良くして今日は魚介料理の話題です。
海のないフィレンツェではお肉は豊富でも
新鮮な魚介を口にする機会はめったにありません。
スーパーに並んでいるお魚はなかなか買う気になれず、
午前中に近くに行くついでがあるときに、
中央市場で買っています。
私のいきつけはマッシミリアーノの鮮魚店。
たまにしか行けないのにいつもにっこり笑顔です。
この日はお魚を買うつもりで眺めていると、
「今日はこの紋甲いかがお勧めだよ。」
というおじさんの一言で紋甲いかに決まり。
ゲソとエンペラーは冷凍庫へ。
日本ではあまり見かけなくなった赤い海老数尾とともに
ローズマリーとにんにくで香りづけし、
白ワインを加えてソテーしてみました。
付け合わせはバターで蒸し煮にしたズッキーネと人参。
いかはプリンプリンで柔らかくてなかなかの出来栄え。
海老ももちろん美味しかったのですが、
網であぶった方が色がきれいで芳ばしかったかなあ
と考えながら微炭酸の白ワインとともに完食しました。
久しぶりのシーフードに満足。
素材が良ければ、適当に作ってもご馳走になります。