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『ローマ人の物語』読破!

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爽やかな秋晴れの一日。
明日11月1日は「諸聖人の日」で祝日、
イタリアでは珍しい3連休です。
毎年10月最終日曜日午前1時に夏時間が終了、
時計の針を1時間遅らせます。
ただでさえ日が短くなっているのに、
一気に日が暮れる時間が早くなりました。
夜がすごく長く感じられます。


読書の秋の真っ只中、
ついに『ローマ人の物語』を読み終えました。
このブログで話題にしたのは3年前。
その時は既に途中まで読み進めていたので、
一体どのくらいの歳月を要したのでしょう?
それでもローマの誕生から滅亡までの歴史をたどり、
知識理解ともにずいぶん深まったと思います。
世界史にも登場する重要な出来事は知っていても、
「点の知識」でしかなかったため、
なぜ、どのようにかは知る由もなかったのです。
それがじっくり時間をかけて読み進めることで、
「点が線になった」のです。

外国に住んでいる以上、
その国の歴史を学ぶ意義は十分にあります。
続編にあたる『ローマ亡き後の地中海世界』も
ぜひ読みたいと思います。
単行本しか発行されていないようですが、
待っていれば文庫本になるのでしょうか?

それにしても一千年以上続いた
ローマの最後を読んでいると、
ついイタリアの現状に重ねてしまい、
多少胸が痛む思いです。
秋の夜長がそれに拍車をかけたのかもしれません。


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テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

野花満開、春のシチリア vol. 9 ブロンテで味わうピスタチオのジェラート

雨がよく降るフィレンツェは
重い湿った空気に包まれています。
アルノ川の水かさが増し、
橋脚の大部分が水の中。
日本の台風も大雨も自然の脅威は
とどまるところをしりません。

「野花満開、春のシチリア」の最終回です。
エオリエ諸島7島のうち、
一番遠いフィリクーディ島と
アリクーディ島を残す5島を訪れました。
その間滞在したリパリ島のホテルは
ガエターノ氏が創業した
Aktea resort(アクテア・リゾート)。
イタリアに多い家族経営のホテルで、
創業者の孫に当たる若いスタッフを中心に
気さくで心のこもったサービスをしてくれます。
ホテルのスタッフと写真を撮らなったのが残念です。





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ミラッツォから車でエトナ山周辺を回ります。
大海原から山麓へ。
カターニアの街中から見たエトナ山も印象に残っていますが、
麓から見るとさらに雄大で堂々としているように見えます。
道路の脇には黄色いフェンネルの花が咲き乱れています。




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そしてピスタチオの産地、ブロンテを目指します。
ピスタチオが大好きでブロンテには前から行ってみたいと
ご夫妻に話したことがありますが、
今回ブロンテ行きを計画されているとは露知らず、
嬉しいサプライズです。
小さな小さな街につき、、
地元の人にピスタチオのジェラートで有名な店と
聞くと皆すぐに教えてくれました。





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小さなバールは大賑わい。
皆ピスタチオのジェラートを美味しそうに食べています。
ピスタチオの風味がそのまま閉じ込められた
ジェラートと言えばいいのでしょうか・・・。
あまりに美味しくて、ただただ感動。




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ここで終わらないのがご夫妻との旅行。
お二人は前に来られた時に店主ご夫妻と知り合われ、
感動の再会をされたのです。
そしてジェラートを作っている工房へ。
もちろんブロンテ産のピスタチオです。





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これがジェラートになります。





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無口で職人肌のご主人が丁寧にジェラートを作っています。
これはピスタチオではありませんが、
出来立てのジェラートの味は格別です。
社交的な奥さんは店が紹介された
外国の新聞記事を嬉しそうに見せてくれました。
ピスタチオが好きな人なら
はるばる足を運ぶ価値があります。
絶品です!


ピスタチオの畑を通り抜けカターニアで2泊して、
カターニア空港でご夫妻とお姉さんとお別れです。
まだまだ書ききれないくらい盛り沢山の旅。
ご夫妻との旅行は二度目ですが、
現地の人との交流を大切にされ、
ひとつひとつがとても中身が濃いのです。
それにすごく温かい。
きっと4人の間に和やかな雰囲気が流れていたのでしょう。
行く先々で「ご両親?」と尋ねられました。
後にその話を奥さんにすると「そら家族旅行やもん。」と。
一週間のシチリア旅行の後
フィレンツェでしっかりホームシック?になってしまいました。

お姉さんともまたいつかお会いできますように。
ご夫妻に感謝の気持ちでいっぱいです。
シチリアの大地から、現地の人々から、お姉さんから
そしてご夫妻からエネルギーを沢山いただきました。
ありがとうございました。






テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

野花満開、春のシチリア vol. 8 ヴルカーノ島で出会った花々

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島巡り最後のヴルカーノ島。
ヴルカーノはイタリア語で火山。
文字通り火山島です。

エオリエ諸島のうち、
シチリア島のミラッツォから最も近い島です。
リパリ島からは水中翼船で約15分。
港に着くと強烈な硫黄の匂いに迎えられます。
この島は天然の温泉があり、
その効能は古代ローマ時代から知られていたそうです。




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温泉を後にして、島を回ります。
島の北部にあるValle dei mostri(怪獣の谷)は
色とりどりの花が咲き、
海の向こうにパナレア島とストロンボリ島を望みます。





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「この谷では創造力が必要だよ。」と
案内していただいたマリアーノさん。
大きな口を開けている恐竜がいます。





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辺り一面に咲いていた花。
ピンクの他に黄色もありました。
何の花でしょう?




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島の山間部を通り、こんな見晴らしのいい場所に来ました。
泥温泉のある北部やリパリ島がよく見えます。
右手には小さくパナレア島とストロンボリ島も見渡せます。
一枚の写真に収められないのが残念!




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ふと後ろを振り返ると可愛い花が咲いています。
奥さんからカモミールだと教わりました。
カモミールにはよくお世話になりますが、
野生の花を見るのは初めてです。






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雄大な景色。
見えるのは山と花咲く大地と海だけ。




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島をぐるっと回り、港付近に戻りました。
ホテルのスタッフにもらったリストの中から選んだ
Maurizio(マウリツィオ)で昼食です。
自家製パンとお通し。
ビオっぽい。




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おすすめの鮮魚は地元でopa(オーパ)。
塩焼きにしてもらい、
奥さんが持って来られたお醤油でいただきました。
あっさりした白身で
ちょこっとイサキに似ているかなと思いました。
イタリア語名を知っている人がいないため、
後で調べるとBoga(ボガ)と言い、
大西洋や地中海に生息し、
タイ科でありながら漁獲されない魚だとか。
大好物のシチリア名物鰯のパスタもおいしかったです。




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食後港に行くまでの道すがら・・・。
木の上になる赤いブラシ?!
Callistemon(カッリステモン)という名前で
和名ではそのまんまブラシの木とも呼ばれるそうです。

この後はリパリ島に戻って、
ケーパーの工場を見学しました。
その模様は既刊の『素材のちから2013年夏号』
P80-83に掲載されています。

http://www.sozainochikara.jp/pdf/sozai_010.pdf


自然の中でのんびり過ごし、
さまざまな花や植物に出会いました。



テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

野花満開、春のシチリア vol.7 優しい緑に包まれるサリーナ島

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ひと雨降るごとに寒くなり、
街行く人々の服装が冬物に変わっていきます。
すっかり季節が春から秋に移ってしまいましたが、
シチリアの旅の記憶を最後まで
書き留めたいと思います。


ストロンボリ島行きツアーの苦い体験から、
「他の島には水中翼船つこて自分らで行こ。」
というご主人の一言に皆同意。
朝食時にホテルのスタッフにワイナリー情報を聞くと、
ここにいい造り手がくるから紹介するよ
という話しになりました。
フロントで紹介されたのはCaravaglio(カラヴァーリョ)
のオーナーであるAntonino(アントニーノ)さん。
ワイナリー訪問を二つ返事で受けてくれた上に
ご本人がサリーナ島に戻るまでの間の
タクシーの運転手の手配や
レストランの紹介までしてくれたのです。

どんな一日なるのか期待を膨らませて
水中翼船に乗船。
約30分でサリーナ島のサンタ・マリーナ港に到着。
港で迎えてくれたドライバーに島を案内してもらいます。

葡萄の栽培がさかんなサリーナ島には
あちこちに葡萄が栽培されています。
写真の風景は昔の塩田。
イタリア語で塩田はsalina(サリーナ)。
この塩田が島の名前に由来しています。
海の向こうにリパリ島が大きく見えます。





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ホテルのスタッフ一押しの人気店Alfredo(アルフレド)。
どこから集まったのだろうと思うほど、
沢山の人で賑わっています。
お勧めのグラニータをいただきます。
奥が苺、手前がピスタチオ。
ピスタチオのグラニータは初めてで、
するすると喉を潤してくれます。
昼時に近かったせいか周りの人々が
なんやらお好み焼きのような物を食べています。
後から知ったのですが、
pane cunsato(パーネ・クンサート)という名物のようです。
パーネ・クンサートはパンに味をつけたという意味で、
パンの上に具を乗せたもの。
シチリアのスコペッロで何度か食べています。
機会があればここのも食べてみたいです。




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雄大なポッラーラのカルデラ。
空と海と大地をしっかり感じている、
そんな気がします。
この辺りは映画"Il postino(イル・ポスティーノ)"
のロケ地になりました。





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港に戻って、Ristorante Portobello(リストランテ・ポルトベッロ)
で遅めの昼食です。
新鮮なシラスがあったので、
衣をつけて揚げてもらいました。
ふわっとした口当たりでとても美味。
その後店オリジナルの玉葱のソースをのせた
シラスの団子?はどこか懐かしい味。
写真がなくて残念ですが、
私たちの間では「すき焼き風」で話が通じます。




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シチリアに来たからにはやはりマグロを
食べておきたいと頼んだマリネ。
さっぱりした味付けです。
全体的に上品な味付けで大満足。
海が見えるというロケーションも抜群です。




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ようやくニーノさん登場。
まず葡萄畑から見学。
最初に旧塩田近くの畑、そしてマルファ地区へ。
写真の白い家は自宅で、
この風景と共に育ったそうです。
ストロンボリ島が墨絵のように映ります。





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ニーノさんの熱い語りがとまりません。
畑の見学で時間が費やし過ぎて、
駆け足で小さな醸造所へ。
樽から直接グラスに注いでもらったワインを試飲。
フルーティーな香りで
きれいなワインです。
慌てて港まで送ってもらい、
なんとか帰りの船に間に合いました。




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押せ押せでしたが、盛り沢山の一日でした。
緑が多いせいか、心が穏やかになります。
ここに数日滞在するのも悪くないと思いました。

ニーノさんの葡萄畑の近くに
一際美しく咲いていた立ち葵。
優しさと凛とした強さを備えた、
好きな花のひとつになりました。


テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

プロフィール

Kaorina

Author:Kaorina
お立ち寄りありがとうございます!

イタリア語で宝物は『テゾーロ』。
大切な人を呼ぶ時も『テゾーロ』。
宝物がいっぱいのイタリア。
フィレンツェ生活を彩る私の宝物を気ままに綴ってみたいと思います。

フィレンツェ在住。イタリアソムリエ協会公認ソムリエ。見本市や商談などビジネス通訳やコーディネイト、執筆、ワイナリー訪問の企画、個人旅行のお客様のアテンド等を行っています。詳細はこちらをご覧ください。

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フィレンツェ発
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