スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マルケの小さな町を巡ってvol.6 強固な要塞を誇る町

DSC_1251.jpg




ペーザロ拠点のマルケ州町巡りも今日が最終日。
旅支度をしてホテルを出発。

当初の予定を変更し、
行き先は初日に行きそびれたGradara(グラダーラ)と
皆が既に訪れたことのあるサン・マリノをやめSan Leo(サン・レオ)に。
2つとも初めて聞く町。
ご主人のリサーチ力と臨機応変なプランニングに
ただただ頭が下がります。

グラダーラはダンテの『神曲』の舞台になった町として有名だそう。
田園風景の向こうに見える町の様子を想像します。



DSC_1266.jpg



時計塔のアーチをくぐるとぐるりと城壁に囲まれた街の中。



DSC_1262.jpg




優しい色の石造りの街は愛らしく、
まっすぐ坂道を上がればお城の入口。
城内の貴族の住居が見学できます。



DSC_1263.jpg




時計塔から城壁の一部を歩くことができます。
そこからの風景は要塞が完成した14世紀に
まるでタイムスリップしたかのよう。




DSC_1270.jpg




ならだかな丘陵地の町から一変、
切り立つ岩山の上の町サン・レオ。
2009年8月15日まではマルケ州、
以後エミリア・ロマーニャ州に属します。



DSC_1274.jpg




小さな町中で昼食。
そこから見えるのは要塞。



DSC_1281.jpg




ルネッサンス時代の要塞。
この地でも名君モンテフェルトロ家のフェデリコ公が活躍します。
内部は博物館で、武器の展示や
牢獄、拷問部屋等が公開されています。




DSC_1286.jpg




要塞から望むサン・マリノ共和国。
爽快な眺め。


サン・レオを後にし、リミニでご夫妻とお別れ。
昼間は小さな町を巡り、
夜はペーザロ近郊で新鮮な海の幸を堪能。
ご夫妻と過ごす日々は楽しいだけでなく、
何気ないおしゃべりやイタリア人のドライバーをはじめ
街で出会う人々との会話を通して、
多くを学ばせていただきました。
この休暇を機にエネルギーがどんどん湧いてくる感じ。

誘ってくださったお二人に心から感謝をこめて・・・


スポンサーサイト

テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

マルケの小さな町を巡ってvol5. 中世の街並みが麗しいグッビオ

DSC_1184.jpg




ウンブリア州のGubbio(グッビオ)はマルケとの州境に近く、
山の斜面にある中世の街並みが残る町。
念願かなってようやく訪れることができました。

見上げると細い坂道ばかり。
一番高いところに建つドゥオーモには
エレベーターを利用すると便利です。
無料のエレベータを2つ乗り継ぎ、ドゥオーモを見学。
そこから石畳の道をゆっくり散策。



DSC_1167.jpg
Ristorante Federico da Montefeltro
Via della Repubblica, 35



そしてお昼にはご主人のリサーチで候補に挙がっていた
レストラン2軒のうち、地元の方のお薦めを伺っていざ!
広いお庭が居心地のよいレストランです。
さらにサービスも満点。
メニューにない注文も二つ返事で受けてくれます。
暑いので少し冷やしてサービスしてもらったワインは
フルーティでランチにぴったり。
あまりに心地よいランチでワインの写真を撮り忘れてしまいました。

Le Mura Saracene
Montefalco rosso 2008

前菜にトマトそして特産のトリュフのブルスケッタをいただき、
パスタは一つに絞ったつもりが、
おじさんが気を利かせて2種類のパスタが運ばれます。
アスパラガスとひき肉のトルテッリーニとトリュフのパッサッテッリ。
卵を使ったパッサテッリにチーズが濃厚で少し重い。
軍配はトルテッリーニに上がります。




DSC_1168.jpg




一番のヒットは奥様がトリュフとポルチーニのソースに合うパスタを
とリクエストされたこの一品。
どうみてもうどん!?
シエナ周辺の名物ピーチのショート版?
こちらは卵を使わないウンブリチェッリという手打ちパスタ。
この地方のパスタだそう。
あっさりしてコシのあるパスタにポルチーニとトリュフの
風味がよくなじみます。



DSC_1175.jpg




お庭から執政官宮殿を望みます。



DSC_1180.jpg



隣のテーブルで食事をされていたご家族と交流。
地元の方々で3世代揃ってのお食事。
皆さん気さくでとても親切。
それに笑顔がとても素敵です。




DSC_1198.jpg





DSC_1191.jpg




食後は市立博物館になっている執政官宮殿内を見学。
ロッジアからの眺めは見事。



DSC_1209.jpg




ご家族に教えていただいたコンソリ通りをそぞろ歩き。
両側に駐車された車が邪魔とはいえ、趣のある通り。



DSC_1214.jpg



さまざまな職業を描いた陶板が壁を飾ります。
グッビオの伝統工芸だそう。



DSC_1225.jpg



そしてトリュフで有名。
店主の許可を得て撮影。黒トリュフがゴロゴロ!


落ち着いた色の石造りの街に鮮やかな花が飾られ、
どんどん歩きたくなる。
期待以上に満喫したグッビオ観光。








テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

マルケの小さな町を巡ってvol.4 心洗われる丘の上の大聖堂

DSC_1118.jpg




爽やかな朝。
この日はマテーラに向けて旅立つ2人とお別れ。
ご夫妻とともにペザーロ駅で見送り、
アンコーナより南の町を周遊します。

Porto S.Giorgio(ポルト・サン・ジョルジョ)の海辺で昼食をとり、
小高い丘を登って目指すのはFermo(フェルモ)。
聞いたこともない街で何が見られるのでしょう。
車酔いするため車内で字を読めない私に
奥様がガイドブックを読んでくださり、つかの間の予習。

写真はフェルモの街に入って最初に飛び込んだ
広場の美しい風景。



DSC_1116.jpg




教会の向いは街の入口。
8月14、15日に開催される街のお祭り
「パリオ・デッラッスンタ」直前のため
鮮やかな色の旗が飾られています。




DSC_1102.jpg




この広場からさらに坂道を上がり、大聖堂がそびえる広場へ。
ちょうどお昼休みで閉まっていたので、
素晴らしい眺めを見て回ります。



DSC_1110.jpg



優しい緑のグラデーションが連なる田園風景の向こうはアドリア海。
青い空に溶け込むよう。



DSC_1119.jpg




DSC_1124.jpg




ドゥオーモは諦めて街を出ようとしたところ、
車窓から見る風景があまりに素敵だったので
降車して写真を撮りに走ります。
次から次へと絵になる風景!

フォトストップが幸いして?ドゥオーモの内部を見学できました。
扉が開くと同時に入場。
近くにいた方に「ブォナ・セーラ(こんばんは)」と挨拶したところ
関係者だったようで、禁止されている内部の写真を許可してくれたり、
見どころを教えてくれたりと親切にしていただきました。
古代ローマ時代に建てられた神殿の後に建てられた
聖堂跡のモザイクの床が残っています。
そして13世紀の聖母マリアの神聖なイコンが印象的。
ちなみに現在のドゥオーモは13~14世紀に建立され、
内部は18世紀に改装されたそうです。

後にフェルモは古代ローマ帝国以前に文明を築いた
ビチェーニ族が栄えた街だと知りました。
それはそれはながーい歴史を持っていたのです。



DSC_1149.jpg




今度こそ本当にフェルモを後にし、来た道を戻ります。
丘の上に建つLoreto(ロレート)に到着。



DSC_1147.jpg



ロレートは世界でも有名な巡礼地のひとつ。
広場には正面に聖家の礼拝堂、向かって左側には美しい回廊。
大勢の人々で賑わっています。
礼拝堂の正面の入口は祈りに来る人用、
観光客は回廊に続く入口から入場可能です。
内部には聖家があります。
イエス・キリストがナザレで暮らした家といわれ、
中世に奇跡的にこの地に運ばれて来たのだそうです。
ちょうどミサが行われており、
あるおばさんが私たちに話しかけてきました。
最初聞き取れなかったのですが、
「心に平和を」と手をさしだしてくれたのです。
信者でなくても心が清くなる瞬間でした。


マルケ州にも小さな美しい街が点在しているのだと
実感した一日でした。

テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

マルケの小さな町を巡ってvol.3 夏の黒トリュフづくし

DSC_1045.jpg





お昼はAcqualagna(アクワラーニャ)でという計画。
そこにいけば何があるのだろうと期待を膨らませながら、
山間を走ります。
緑美しい木々にサラサラ流れる渓流、
ローマ時代に敷設されたフラミニア街道、
趣きのある風景が続きます。
中でもFurlo(フルロ)のトンネルはその歴史を物語っています。

目的地に到着。
レストランの名はAntico Furlo(アンティーコ・フルロ)。



DSC_1046.jpg
Antico Furlo
Via Flaminia, 66 Frazione Furlo - Acqualagna(PU)



道路を挟んで向かい側の木陰のテーブルに落ち着きます。
メニューを見るとトリュフばかり。
ここアクワラーニャはイタリア有数のトリュフの産地で、
このレストランはトリュフ料理専門店だったのです!




DSC_1049.jpg



前菜のカルパッチョと黒トリュフ。
テーブルに運ばれた瞬間にトリュフの華やかな香りが広がります。
トロリとした牛肉とチーズ、トリュフのバランスがよく
食が進みます。
それにしてもどれもふんだんに黒トリュフが使われています。




DSC_1050.jpg




こちらは七面鳥。
あっさりとしているので食べやすい。
でも、私たちの間ではカルパッチョのほうが好評でした。




DSC_1051.jpg




黒トリュフのオムレツ
トリュフと卵は相性がいいとよく耳にします。
私は卵が苦手で、オムレツは完全に火が通っていないと食べられません。
だから手をつけなかったのですが、
一口試してみても良かったかな?




DSC_1061.jpg




チーズと黒トリュフのパスタ
予めご主人がチェックされていたムッソリーニのパスタは
白トリュフの季節にしかできないとのこと。
夏の黒トリュフを用いたメニューの中からチョイス。
パスタは手打ちでモチモチしています。
とても美味しいけれど、チーズベースのため少し重い。



DSC_1065.jpg




豆と黒トリュフのパスタ
こちらのほうが人気。
写真は撮ったものの、食べるのに熱中して
メニューをメモするのを忘れたことに後で気づいた私。



DSC_1059.jpg




ワインはドライバーのおっちゃんのお薦めの白から。
2本目は赤を。
サービスをしてくれていたシェフの奥さんに
トリュフにあう地元の赤ワインを薦めてもらいます。

Colonnara
Tornamagno 2004

モンテプルチャーノ60%、サンジョヴェーゼ40%。
ガーネットががった深みのある色が美しく、
ジャムや甘い花の香りにスパイス香が加わります。
ゆっくり飲んでいるうちに深みがでて、
料理と共に最後まで楽しみました。
そして光が射して、ワインがテーブルにうつる姿が美しく
皆で撮影大会!



DSC_1069.jpg




ジビエの煮込みと黒トリュフ
もうお腹いっぱいで満足していると
シェフからだとメニューにはない料理が登場。
お肉に臭みはなく、とても柔らかく煮込まれていて絶品。



DSC_1071.jpg



素晴らしいトリュフ料理を演出してくれた
シェフのAlberto Melagrana(アルベルト・メラグラーナ)氏。
秋になると白トリュフが獲れるので、
ぜひまた食べに来てくださいとのお言葉。
10月と11月にトリュフ祭りが開催されるそうです。

空気の美味しい緑豊かな環境で
トリュフ料理を堪能。
最後はさくらんぼのソースのジェラートで飾ります。
ながーいランチタイム、
まさに至福の時。




テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

マルケの小さな町を巡ってvol.2 ラファエッロの故郷ウルビーノ

DSC_1019.jpg




世界遺産の古都Urbino(ウルビーノ)、
10年程前の春先にフィレンツェから日帰りで訪れたことがあります。
いくつもの丘を越え、ラファエッロはこんなに遠い町から来たのかと
想いを巡らせたことが記憶にのこっています。
再びこの町に来て、陽光が降り注ぐ町は
見違えるほど明るく美しく見えます。

前回はPorta Valbona(ヴァルボーナ門)から徒歩で町に入りましたが、
右に曲がって城門の外側を歩くと観光局があり、
そこからエレベータでPalazzo Ducale (ドゥカーレ宮)近くへ。



DSC_1023.jpg




青空に映える優美な宮殿は
この地を治めていた文武に長けたモンテファルトロ家の
フェデリーコ公爵の命で15世紀に建てられます。
フィレンツェのウフィッツィ美術館にある
ピエロ・デッラ・フランチェスコに描かれたフェデリーコ公爵の
肖像画はあまりにも有名。




DSC_1024.jpg




上品で美しい中庭。
ドゥカーレ宮内は国立マルケ州美術館で、
ルネッサンス時代の巨匠の作品や
フェデリーコ公の居室を見学することができます。
館内は撮影禁止。




DSC_1027.jpg




次にラファエッロの生家を目指します。
急な坂道はラファエッロ通りと呼ばれ、多くの人々で賑わっています。
前回見ることができなかったので、
場所をぼんやりと覚えていたのになんと閉まっています。
出てくる人のために一瞬扉が開いた時に職員に尋ねると
昼休みのため閉館、午後から開館するそう。
昼食は別の場所でとることになっているので、
またしても見学ならず。
次訪れることがあれば、「3度目の正直」?
それとも「二度あることは三度ある」か・・・?



DSC_1032.jpg




坂の上には、ラファエッロのモニュメントが建っています。




DSC_1037.jpg




眺めの良い公園からは緑に囲まれたウルビーノの街並みが望めます。
一日のーんびりと過ごしたくなる優しい風景です。


テーマ : イタリア
ジャンル : 海外情報

プロフィール

Kaorina

Author:Kaorina
お立ち寄りありがとうございます!

イタリア語で宝物は『テゾーロ』。
大切な人を呼ぶ時も『テゾーロ』。
宝物がいっぱいのイタリア。
フィレンツェ生活を彩る私の宝物を気ままに綴ってみたいと思います。

フィレンツェ在住。イタリアソムリエ協会公認ソムリエ。見本市や商談などビジネス通訳やコーディネイト、執筆、ワイナリー訪問の企画、個人旅行のお客様のアテンド等を行っています。詳細はこちらをご覧ください。

Girasolilogo.jpg
フィレンツェ発
ビジネスサポート、個人旅行プライベートプラン


◆このブログに掲載されているテキストや写真の無断複写、転載をお断りいたします。

カレンダー
08 | 2011/09 | 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。