フィレンツェ・ジェラート・フェスティヴァル
5月最後の週末はFirenze Gelato Festivalが開催されました。
どんなイベントなのか興味津々でチェントロ(街の中心)へ!
シニョリーア広場で、ちょっとした人だかりを発見。
その中ではおじさん二人が息を合わせて昔ながらのジェラート作りの
デモンストレーションを行っていました。
一人はハンドルをひたすら回し、もう一人は長い木のへらを器具の中に入れ
ジェラートを攪拌しているところです。
この器具の周りには塩と氷が入っています。
待つこと約10分ほどで手作りジェラートの出来上がり!
ハンドルのない同じような形をしたシンプルな容器に
出来たてジェラートを移します。
それを私たち見物人に少しずつ配ってくれました。
ヘーゼルナッツ味のジェラートはとてもクリーミーで濃厚。
美味しい!
これにすっかり気を良くして、ドゥオーモ広場前や
サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場へも足を延ばしてみました。
仮設会場にはフィレンツェ近郊のジェラート屋が並びます。
1ユーロのチケットと引き換えにジェラートの味見ができるというシステム。
4ユーロで5回分のチケットを購入し、いくつか試してみました。
帰り道、最初に食べたおじさんのジェラートが一番だったねーと話していると
「このイベントにはやられたね。1ユーロでこのプラスティックのカップに
1種類のジェラートしか選べないんだったら、
普通にジェラート屋で買ったほうが断然お得だよ。」
と後ろから歩いていたイタリア人の小さな男の子の声が!
私たちの感想を見事に代弁してくれた上に、
こんな小さな頃から冷静な判断力を持ちあわせているなんてすごい!
思わず振り向いて「座布団3枚!」と言ってあげたくなりました。
どんなイベントなのか興味津々でチェントロ(街の中心)へ!
シニョリーア広場で、ちょっとした人だかりを発見。
その中ではおじさん二人が息を合わせて昔ながらのジェラート作りの
デモンストレーションを行っていました。
一人はハンドルをひたすら回し、もう一人は長い木のへらを器具の中に入れ
ジェラートを攪拌しているところです。
この器具の周りには塩と氷が入っています。
待つこと約10分ほどで手作りジェラートの出来上がり!
ハンドルのない同じような形をしたシンプルな容器に
出来たてジェラートを移します。
それを私たち見物人に少しずつ配ってくれました。
ヘーゼルナッツ味のジェラートはとてもクリーミーで濃厚。
美味しい!
これにすっかり気を良くして、ドゥオーモ広場前や
サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場へも足を延ばしてみました。
仮設会場にはフィレンツェ近郊のジェラート屋が並びます。
1ユーロのチケットと引き換えにジェラートの味見ができるというシステム。
4ユーロで5回分のチケットを購入し、いくつか試してみました。
帰り道、最初に食べたおじさんのジェラートが一番だったねーと話していると
「このイベントにはやられたね。1ユーロでこのプラスティックのカップに
1種類のジェラートしか選べないんだったら、
普通にジェラート屋で買ったほうが断然お得だよ。」
と後ろから歩いていたイタリア人の小さな男の子の声が!
私たちの感想を見事に代弁してくれた上に、
こんな小さな頃から冷静な判断力を持ちあわせているなんてすごい!
思わず振り向いて「座布団3枚!」と言ってあげたくなりました。
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街中の緑のオアシス
今月フォーシーズンズホテルに行く機会がありました。
ルネッサンス時代の宮殿と修道院を改装したホテルは
細部にまで修復が施されています。
豪華、そして上品です。
ルネッサンス時代の宮殿と修道院を改装したホテルは
細部にまで修復が施されています。
豪華、そして上品です。
Four Seasons Hotel Firenze
Borgo Pinti, 99
Borgo Pinti, 99
そしてこのホテルには広大なプライベート庭園があります。
緑豊かな庭園を散策していると
街中にいることを忘れてしまうほど。
木陰でハンモックにゆられて昼寝をするのも気持ち良さそうです・・・
フィレンツェで暮らしていても
一度泊ってみたいと思わせる素敵な空間でした。
一度泊ってみたいと思わせる素敵な空間でした。
いちごの次はさくらんぼ
ようやく5月らしい陽気になりました。
エネルギッシュな太陽の光に爽やかな風、
外出が心地よい季節です。
サント・スピリト広場の朝市でさくらんぼを見つけました。
苺が終わるころに出始めるさくらんぼは時期が短いだけに
この初夏ならでは楽しみです。
イタリアではアメリカンチェリーのように色の濃いタイプも多いですが、
ローザおばちゃんのはまさに日本風の小粒で赤いさくらんぼです。
ビニール手袋をはめて欲しい分だけ手ですくってもらいます。
家で早速食べたこのさくらんぼ、甘くてとても美味しかったです。
ローザおばちゃんが週末に娘が結婚したからこれ良かったらと
confetti(コンフェッティ)をすすめてくれました。
アーモンドを砂糖衣で包んだお菓子。
お祝いの席でふるまわれる砂糖菓子です(写真はお菓子屋で撮影)。
同じ場所で買物を続けると単なる売手とお客という関係以上の
何かが築かれていく気がします。
無機質なスーパーでの買物では得られない
あったかい何かが。
日本とイタリアで2度楽しめる苺
子供の頃から大好きな苺。
食物の趣向は変わっても、好きなものはずっと好き。
この数年は年末年始に日本に帰省することが多く、
12月半ばにもなるとクリスマスケーキ用の温室育ちの苺が出回ります。
品種改良もどんどん進んで、あまーい苺が次々にでてきます。
大事に大事に育てられている苺たち、
ちょっと高いなあと思いながらも、つい手がでてしまいます。
ショートケーキや苺大福もいつも楽しみにしています。
フィレンツェに戻ってしばらくの間はお目にかかりませんが、
春になって暖かくなってくると苺が並び始めます。
たいがいの果物はバラで買えますが、
苺だけはパッケージに入ってちょっと大事に扱われています(笑)。
それでもパックを上にかざして下から念入りにチェックします。
形や大きさもバラバラ、日本の苺ほど甘さが秀でてはいませんが、
甘さと酸味がほどよく調和していてより素朴で自然に近い味です。
苺は子供にも大人にも、日本人にもイタリア人にも人気があります。
笑顔を呼ぶ果物。
真っ赤な苺を食べているとなんとなく子供心に帰った気になるのは
私だけでしょうか・・・
手抜きしたいときの「ピッツィケリア」
なんとなく食事の支度が面倒な時ってありますよね。
お昼ならパニーノや切売りピッツァですませることもありますが、
夕食に楽をしておいしいものを食べたいという欲張りな思いを
満たしてくれるのが、お惣菜屋さん!
イタリアではgastronomia(ガストロノミア)とか
pizzicheria(ピッツィケリア)と呼びます。
Pizzicheria anzilotti Diego
Via Serragli 32/R
Via Serragli 32/R
ある日の帰り道にふっと入ってみたのがこのお店。
生ハムやチーズ、パン、ワイン、パスタなど日常の食材を中心に
その日のお惣菜が数品並ぶフツーの惣菜屋です。
笑顔の優しいおじさんとシンプルながら美味しい惣菜に
すっかり満足して、時折立ち寄るようになりました。
「まだ出来たばかりであったかいよ」との声に買ってみた
『Torta di ricotta e spinacci(リコッタチーズとほうれん草のタルト)』。
いわゆるキッシュです。
薄いパイ生地に相性の良いリコッタと茹でたほうれん草がたっぷり。
控えめの味付けなので、最後までおいしくいただきました。
小さな形が可愛いらしい『polpettine(コロッケ)』はポテトと肉の定番。
揚げ物好きのわたしにとって、お母さんの手作りの味がする一品。
お皿にきれいに盛りつければ、一段と食欲もそそります。
値段も良心的。この二つで3.6ユーロ。
量り売りなので、欲しいだけ買えるのも魅力的。
タルトは丸いまま置いてあるので、好きな大きさにきってもらえます。
気がつけば、狭い店内は地元のお客さんでいつも込み合っています。
こういう便利なお店を見つけると「なんとなく・・・」の日の強い味方になってくれます。